妊娠の兆候から症状について

妊娠の兆候から妊娠中の注意点まで

妊娠を喜ぶ女性イラスト
おめでたは、誰にとっても人生のなかで最も大きなできごとだと言えます。
では、妊娠したら、どのようなことに気を配るべきなのでしょうか? 

 

また、妊娠するためには、どのようなことの気をつけるといいのでしょうか? 
ここでは、そんな気になる疑問にお答えしています。

 

「妊娠の兆候」「妊娠初期の症状」「つわりと対処の仕方」「妊娠中の注意」「妊娠中の食事と栄養」など、母体にとって、とくに気になる項目に焦点をあてて解説しています。

 

また、これから自然妊娠をめざす方へのアドバイスとして、基礎体温表をつけることをおすすめしています。
ですので、今まで基礎体温表をつけたことの無い方の、基礎体温表ってどうやってつけたらいいの? 
基礎体温はいつ計るといいのかしら? という疑問にもお答えしています。

 

「妊娠と基礎体温」「妊娠しやすい時期」というトピックスにまとめていますので、ぜひ読んでご参考にしてくださいね。
きっと、皆さんの手助けになることでしょう。

妊娠の兆候とは

妊娠のごく初期は自覚症状がほとんどありません。
この時期は赤ちゃんにとっては最も、不定期な時期なので、日頃から基礎体温をつけるなどして妊娠の兆候に早く気づくことは非常に大切です。

妊娠したのかと

「おめでたかも?」と思ったら、まずは確認。
月経が遅れていて、市販の妊娠検査薬などで陽性反応が出たら妊娠…とも喜んでもよさそうですが、簡易検査だけでは確かなものとは言えません。
個人によっても自覚症状が違うこともありますし、産婦人科で検査して初めてわかる事もあるからです。

 

1. 【母体の変化】妊娠すると乳輪や外陰に色素沈着が起き、ぶつぶつが出てきます。これは黄体ホルモンの分泌が多くなるためです。また、ホルモンバランスの変化で、肌荒れやシミ・そばかすが増えることもあります。

 

2. 【つわり】妊娠に気づくもっとも多い症状がつわり。つわりは妊娠2ヵ月頃に始まり、むかつき、吐き気、食欲不振、食べ物の嗜好の変化、唾液の分泌が増える、酢っぱいものを好むようになる、などの変化を伴いますが、妊娠12週目頃には改善します。
ただし、重症になると、栄養障害を起こす事もあるので、医師に相談しながら様子をみしましょう。

 

3. 【基礎体温の変化】妊娠していなければ、2週間ほどで黄体ホルモンが出なくなるので、低温相に戻ります。妊娠するとそのまま黄体ホルモンが出続けるので、高温相が続きます。
3週間以上高温相が続けば、妊娠の可能性が高くなります。妊娠するとまず月経が止まり、驚くような妊娠特有の体の変化や症状がおこります。

 

少しでも体の変化に気づいたら、すぐに産婦人科医に相談しましょう。

妊娠初期の症状について、少し詳しくみていきましょう。

女医さんのイラスト
妊娠初期はホルモンバランスが変化するので、女性の心と体はいろいろななサインを出すようになります。
この妊娠初期の代表的な症状はつわりです。

 

早い人であれば月経の遅れがわかるのと同じくらいの時期から、吐き気がしたり、ムカムカしたり、食欲が落ちるといった症状が現れてきます。

 

しかし、個人差がかなりあるため、つわりには一概にこうだというような症状があるとはいえません。
なかには、つわりをまったく感じない人もいるようです。

 

また、ホルモンの影響や乳腺の発達で乳頭が敏感になったり、乳房が張って痛みを感じるようにもなることもあります。
乳輪部や乳頭が黒ずんでくるのもホルモン分泌の影響です。
また精神面でも不安定になりやすく、イライラしやすくなったり、ささいな事で涙が出たり、急に落ち込んだりするなど情緒不安定になる場合があります。

 

そのほかの症状には、なんとなく体がだるくなったり、無性に眠くなったり、便秘がちになる、肌が荒れる、など、様々な症状がみられるようになります。
この時期は、栄養面において鉄分の摂取と同時にカルシウムの摂取を心がけましょう。

 

カルシウムは母体はもちろん、赤ちゃんも必要としています。それから、虫歯にも注意しましょう。
虫歯の細菌が胎児に悪影響をおよぼすことがあります。

 

また、性病になった母親から赤ちゃんに菌が感染する場合があり、子宮外妊娠、流産や早産、不妊の原因になることもがあります。
そのほか、注意したいものはアルコールです。アルコールは、胎盤を通じて胎児に吸収されます。

 

妊娠初期は胎児の器官が作られている時ですので、お酒は飲まないようにしましょう。
喫煙も 流産、早産を引き起こしたり、生まれた赤ちゃんが低体重児になったりする率が多いので、やめましょう。

つわりと対処の仕方について

ツワリに苦しむ妊婦
つわりが起きる原因はさまざまな説があり、現在でも確かな原因は解明されていないのが現状です。
有力な説として挙げられることは、妊娠した事によるヒト絨毛性ゴナドトロピンホルモンが影響するという説です。

 

母体内で胎児を異物と判断し、それを排除する働きが影響するという説。
また、精神的要因による自律神経失調症から影響するという説もあります。

 

つわりは、妊娠4週〜16週まで続く人が多く、嘔吐、吐き気などの症状を言います。
ただし、つわりには個人差があるため、すべての人が嘔吐や吐き気の状態があるわけではありませんし、病気ではありませんので、必ず終わりが来ます。

 

この時期、つわりで何も食べられなかったとしても、赤ちゃんは大丈夫です。
ただし、空腹になると気持ちが悪くなりやすいので、時間を問わずビスケットや果物など、抵抗なく食べられるものを一口含むようにしましょう。

 

一般的に、妊娠12週以降になると、かなりつわりは軽くなります。
妊娠すると臭いに敏感になるため、臭いのきつい料理や、ですから臭いがある暖かい料理は避けた方が良いでしょう。

 

また、つわりには、精神的作用が大きく影響すると言われるので、精神的不安要素を取り除く環境で過ごすと、多少軽減されてくるようです。
気分転換をはかるために外出したり、気の合う仲間とのんびりおしゃべりを楽しんだり、実家でのんびり過ごすなど、あなたがゆっくりとくつろげる環境で、この時期をのりきることをおすすめします。

 

つわりの症状が重く、病的な状態を「妊娠悪阻」と言います。もし、水分を取っただけでも嘔吐するような症状があればすぐに受診してください。

妊娠中の注意について解説しましょう。

妊娠中の食生活では、塩分の摂り過ぎを防ぐようにしましょう。
注意して1日10g以下に押さえるようにします。

 

なぜなら、塩分の撮り過ぎは、ムクミや高血圧、タンパク尿の原因になります。
また、体重の増えすぎは妊娠中毒や難産の原因になりますので、カロリーも摂り過ぎないようにしましょう。

 

妊娠前が標準体重の人の場合、妊娠して6〜8kgの増加が理想。栄養のバランスよく、1日30品目の食品を摂ることを目標にしましょう。

 

また、お酒は赤ちゃんの脳の発達に影響があり、よくに妊娠初期(4〜12週)は影響を受けやすいそうなので、できるだけ禁酒を心がけましょう。煙草は絶対にダメです。

 

流産・早産、未熟児、周産期死亡などの原因になります。
周囲に喫煙者がいる場合も、家族や周りの人にも理解してもらい協力をあおぎましょう。

 

コーヒーも、低体重児や動きが鈍いことがあるそうなので、妊娠中に毎日飲むのは止め、どうしても飲みたい時は薄めにし、1〜2杯ほどでやめておきましょう。

 

X線検査や投薬も、妊娠初期はとくに赤ちゃんを受けやすいので、避けたいもの。どうしても必要な時は医師に相談しましょう。

 

歯の治療の必要があれば、妊娠中期(16〜27週)に行うとよいでしょう。
虫歯が無いということは赤ちゃんへの虫歯菌(ミュータンス菌)を移す危険度も減りますので、きちんと直しておきたいところです。

 

その他、日常生活での留意点として、少なくとも8時間の睡眠と軽い運動(散歩、マタニティ体操・スイミングなど)、バランス良い栄養をとり、体を清潔に保つようにしましょう。
長時間の立ち仕事や、しゃがむ姿勢、階段の登り降りはをするときは、休憩をとるなどして注意します。

 

また、重い物を持ったり腹部を圧迫するようなことは避けましょう。特に出血の様子には注意することが必要です。

妊娠中の食事と栄養について

バランスの良い和食メニュー
赤ちゃんは、発育に必要な栄養のすべてを胎盤を通してお母さんの体から摂取します。
そのため、妊娠中の栄養は、胎児の正常な発育と母体の健康維持のためにとても大切です。

 

食事は特定の食品に偏らないように注意し、バランスよく栄養を摂るように心がけましょう。まず、妊娠中の食事で気をつけるべき基本的なことは次のようなことです。
1:規則正しい食生活をしましょう
2:貧血を予防のために鉄分、たんぱく質、それから不足しがちなカルシウムを摂りましょう
3:妊娠高血圧症候群の予防のために、食事は全般に薄味にし、塩分を極力控えるようにしましょう
4:体重が増えすぎないように注意しましょう
5:消化の良いものを食べるようにしましょう。また、便秘・下痢になりやすいものは避けましょう

 

以上のことなどです。では、具体的には何に気をつければいいのでしょうか。

 

基本的に、ご飯、野菜類、大豆・小魚を中心とした和食をおススメします。
妊娠中に摂取を勧められる栄養素は、葉酸、鉄分、亜鉛などです。

 

葉酸は、野菜をしっかり食べるとよいでしょう。鉄分や亜鉛などのミネラルは、小魚、納豆、小松菜、ナッツ、玄米、雑穀などにも多く含まれています。

 

葉酸は、妊娠前から産後の授乳期まで大切な栄養素です。食事から十分とれない場合が心配な方は、妊婦さん専用の葉酸サプリを利用しましょう。
これは、厚生労働省や病院でも特に勧められています。

 

⇒ こちらのページにて葉酸サプリをご紹介しています。

 

ですから、主食は、白米のように精製されたものではなく、玄米のほうが本来のミネラルも摂取できるはずです。

 

ただし、急に玄米に代えると、消化吸収が良くありませんので、まずは玄米粥から始めてみることをおすすめします。

 

最後に、食事は栄養のバランスだけではなく、「楽しく食べる」ということが大切。
「これを摂らなくちゃ、あれが足りない」と神経質になるより、家族と一緒に笑顔で、いただく事がもっとも大切です。

 

それがお腹の赤ちゃんにとっても、嬉しい事になるでしょう。

 

 

 

 

 

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