妊娠と神経管閉鎖障害に葉酸はどのように関係するのか

葉酸の摂取でかなり防げると言われている「神経管閉鎖障害」などについて

■妊娠初期の身体の変化

 

女性は妊娠すると些細な身体の変化に気付きますよね。この変化によって母親になる実感が得られたという人も少なくないはずです。つわりや下腹部の張りなど体調1つ1つに意味があって、これから産まれてくる子からママへのサインとも言えますよね。

 

妊娠直後は何度も細胞分裂を繰り返して、1日1日と目まぐるしく成長していくので、母体にも様々な影響が出てくるんですね。妊娠によって体質が変化したり、嗜好が変わったりする事は一般的にも知られている事ですが、胎児の成長に必要不可欠と言われているのが葉酸なんです。

 

葉酸はビタミンの一種で体内で作られる事はなく食事やサプリメントなどで摂取しなければなりません。妊娠していない状況で通常の生活をしていると葉酸が欠乏する事は滅多にないと言われていますが、胎児の脳や器官、神経を作るのに葉酸が欠かせないんですよ。

 

ちなみに胎児の脳や器官・神経が作られるのは妊娠1〜2ヵ月の頃なのでいかに妊娠初期の葉酸摂取が大切なのかがわかるかと思います。

 

なので統計では妊娠した女性は葉酸が不足しやすいという結果が出ているんですよね。昔は和食が中心の食生活で無意識にバランスのいい食事を摂っていた事が考えられますが、現代は食事が欧米化していて葉酸はもちろん他の栄養素までが不足している事が問題視されています。

 

葉酸は野菜や果物・レバーなどに多く含まれていて、意識して摂取するのはなかなか難しいですよね?私も毎日葉酸を意識した食事を摂るのは難しいというか面倒と感じてしまいます。

 

バランスのいい食事を意識して摂るようにはできても、葉酸だけに着目して食事を摂るのは厳しいという人がほとんどです。「近くに栄養士さんがいたら悩まずに済むかも…」とまで私は考えた事があります(笑

 

■葉酸を摂り始めるタイミングと葉酸欠乏による胎児への影響は?

 

葉酸の欠乏が原因で胎児に起きる障害がある事をみなさんは知っていますか?私も妊娠するまで知らない事が多く、葉酸について調べれば調べるほど葉酸の大切さに気付きました。

 

まず葉酸の欠乏が原因とされる障害で有名なのが「神経管閉鎖障害」ですよね。神経管閉鎖障害という言葉というかこの病気を今ここで知った人もいるかと思います。

 

神経管閉鎖障害は神経管欠損症とも言われ、出生した子供1万人(死産含む)に対して6人の割合で見られるそうで、必ずしも葉酸だけが原因という訳ではない先天性の病気で、現時点では一定量の葉酸の摂取で発症リスクを低減させる事ができるというところまでわかっているんですよね。

 

もっと詳しく説明すると神経管閉鎖障害は大きく2つに分類されていて「二分脊椎」と「無脳症」に分けられています。二分脊椎は神経組織の障害により下肢の運動障害や直腸機能障害が起きると言われていて、無脳症は上部の神経管の閉鎖障害による脳の形成不全の事を言います。

 

研究は進められているものの、現時点での治療法はなく残念ながら致死的で、生後短時間で死に至ると言われているので、出産後の成長にも影響を及ぼすとなると妊娠中の体調・食事管理がいかに大切かわかると思います。

 

では、「いつから葉酸を意識して摂るといいの?」って疑問にお答えしようと思います。それは妊娠がわかってすぐ葉酸を意識し始めても遅くはないかも知れませんが、計画的に妊娠を考えている人は妊娠する前から葉酸を意識して摂ってもいいと思います。

 

自分の食事で葉酸摂取に自信が持てない場合はサプリメントで補う事も可能です。サプリメントで葉酸を摂取する場合は添加物をチェックすると同時に、飲み始める前にかかりつけのDrに飲んでも母体に影響がないかなどを確認してから飲む事をオススメします。

 

バランスの取れた食事をするに越した事はありませんが、色々あるサプリメントの中でもお腹の中にいる赤ちゃんの事を1番に考え、自分に合ったものを選ぶようにしましょう^^

 

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