熊本県長洲町が妊婦さんに葉酸サプリを配布

熊本県長洲町の取り組みから感じたこと

熊本日日新聞の記事から一部引用します。

 

熊本県長洲町は4日、町内の妊婦に、胎児の成長に重要な葉酸のサプリメントの無料配布を始めた。厚生労働省が推奨する葉酸や、栄養バランスの取れた食事への関心を高めてもらうのが狙い。

 

厚労省健康課によると、葉酸はビタミンの一種で、胎児の歩行や運動の障害が出る二分脊椎症や、無脳症発症のリスク低減に有効。妊娠前後の女性に対し、栄養を補助するサプリなどでの摂取を推奨している。

 

葉酸サプリは、町と連携協定を結ぶ化粧品・健康食品販売ディーエイチシー(DHC、東京)が無償提供。町保健センターで母子健康手帳を交付する際、1カ月分を配布し、保健師らが継続的な摂取を呼び掛ける。町は、年間160人分の提供を見込んでいる。

 

今月4日は、保健師が妊婦に葉酸の適切な摂取量などを説明しながらサプリを配布。
妊娠初期の同町の森本美和さん(38)は「葉酸の重要性は分かっていても、十分な量を食事で取るのは難しい。子どものためにしっかりと飲みたい」と話した。

 

https://this.kiji.is/322185205250688097?c=92619697908483575 
熊本日日新聞

 

葉酸サプリの摂取はもう少し早くから

チェック

2018年1月16日追記
母子手帳を受け取ってからでは遅いとする、私の考えを補強する専門家の記事がありましたので、お知らせいたします。
中につ新聞の記事より
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2018011602000002.html

 

葉酸に関する厚生労働省の研究班の代表を務めた熱田リハビリテーション病院(名古屋市)の近藤厚生(あつお)医師は「母子手帳に葉酸の情報が掲載されているが、手帳を受け取る時期から摂取しても遅い。妊娠を希望する人は妊娠する前から葉酸の摂取を始めるべきだ」と指摘する。

 

国内では分娩(ぶんべん)一万件当たり五〜六人程度生まれ、国が通知をした2000年以降も横ばいのまま推移している。過去に国内で実施された調査では、葉酸について正しい知識を持っていた女子学生は10%程度しかおらず、妊婦が適切にサプリメントを飲んでいた率も、調査によってばらつきがあるものの10〜30%にとどまった。

長洲町の取り組みは、葉酸の必要性を発信する意味では良いと思います。
新聞記事から判断しただけですので、間違いがあるかもしれません。

 

次の点において残念だと思いました。

 

・神経管閉鎖障害を防ぐためには、国や葉酸普及協会などの専門機関から報告されているように、妊娠1ヶ月前からの摂取が望ましい。
その点を考えると、行政として、成人式でのパンフレットと共に配布したり、婚姻届の提出時に提供するのが、より望ましいのではと思われます。

 

・妊娠が分かり母子手帳を受け取る時点では、数週間経過したあとである

 

・妊娠後3ヶ月の葉酸サプリメントの摂取が望ましいとされている点を考えると、1ヶ月分よりも増やせればもっと良かったのですが。

 

それでも、このことにより葉酸を摂取することに注目が集まり、今後、妊娠する可能性がある方に知ってもらうということは大切な事である。

 

まとめ

今後、長洲町のように自治体が、啓発活動を行っていくことはとても良いことだと思います。
それにより葉酸の効果が知られるようになると、神経管閉鎖障害で生まれてくる赤ちゃんが確実に減少します。
葉酸は、認知症や心臓の健康にも効果があると分かっていますので、埼玉県の坂戸市のような取り組みが、市民全体に広がると、病気の予防により医療費まで削減できるという効果が期待できます。

 

健康のために葉酸を摂取されたいのであれば、1ヶ月分が千数百円のAFCの葉酸サプリや、妊娠を計画されている場合や妊娠中の方には、人気の高いベルタ葉酸サプリなどはいかがでしょうか。

 

コストを抑えた基本の葉酸サプリ ⇒ AFCの葉酸サプリ

 

妊娠前や妊娠中のママ達に人気の高い ⇒ ベルタ葉酸サプリ

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